国土交通省が電気自動車(EV)の分類基準を細分化する方針であるとの報道がありました。現在は、「モーターの出力」と「車体の外寸」で分類が決められていて、「出力0.6kW超」を車体の外寸に応じ、「普通・小型・軽」にわけ、「出力0.6kW以下」はすべて「ミニカー」として扱われています。
一方、通常の自動車は、「エンジン排気量」が基準になり、「普通車は2000cc超」、「小型車は660cc超2000cc以下」、「軽自動車は50cc超660cc以下」、「ミニカー50cc以下」となっています。
電気自動車(EV)が、この基準のままだと、例えば「出力3kWでも、車体が小さいので」軽自動車、という基準の電気自動車も登場する可能性があります。つまり、軽自動車のサイズだと普通車などよりも車体の強度が弱いため、車体強度に見合わない強力なモーターを持ったEVが登場する可能性があります。また、軽自動車には税制上のメリットや、高速道路料金などのメリットがあるので、このメリットを狙って安全性を無視して軽自動車扱いの電気自動車が作られる可能性があるわけです。
規制を受けるということは消費者にとってはあまりうれしいことではありませんが、電気自動車という新たな領域に対し、安全基準を設けてもらうのは消費者にとってはメリットだと思います。
電気自動車(EV)は、製造が比較的簡単で、様々なメーカーが登場する可能性が歌われています。それだけに、安全基準の見直しは、普及のために欠かせないものと思われます。 |