トヨタと競うようにハイブリッド車を中心に販売しているホンダですが、今後のエコカーに関する戦略が、2010年7月20日に発表した中期経営計画から明らかになってきました。
2012年に日米でプラグインハイブリッド車(PHV)と電気自動車(EV)を発売。
同年、小型ディーゼルエンジンを大週で発売。
複数のハイブリッド車(HV)を1年以内に国内で販売開始。
などの戦略になります。
同社ではHVで先行する中、当面はHVの販売強化で収益拡大を目指しながら、次世代のエコカーも順次投入する戦略に見えます。
PHVとEVなど次世代のエコカーについては、PHVを一番強力に開発を進めるとしており、PHVを本命とみていて、同社の伊東孝紳社長によると「電池の性能を考えるとEVはまだまだ20~30年難しい。」としています。
PHVが従来のHVと違う点は、ガソリンと電気をつつも、家庭で電気を充電して利用できる点になります。
従来より電気で走る割合が増えるため、環境には良いです。
また、電気だけで走る電気自動車(EV)よりも走行距離は長くなります。
EVにかける三菱自動車や日産自動車はおそらく電池の性能向上を見込んで先回り戦略をとっているように見えます。
ある意味現実路線のPHVと未来志向のEVということだと思いますが、HVで培った技術をベースにホンダも次世代のエコカーの開発にアクセルを踏み込んでいます。
(プラグインハイブリッド車の特徴)
家庭用電源で充電できるハイブリッド車、容量の大きい電池を積み、発進時から短距離は電気によるモーターの力だけで走り、電池に蓄えた電力が切れてからガソリンエンジンを使う仕組みです。
従来のハイブリッド車は、減速時に発電して蓄えた電気を、発進・加速時などにあくまでも補助として使うのに対し、プラグインハイブリッド車は短距離なら電気モーターだけで走るところが特徴。
また、電気自動車と比べ長距離を走ることができ、通常のハイブリッド車と比べるとガソリンよりも電気を使って走る割ワイが高いため、CO2の排出量が少なく環境に良いメリットがあります。
HV:ハイブリッド車
EV:電気自動車
PHV:プラグインハイブリッド車