電気自動車EVClub.JPは電気自動車の普及に役立てばという思いでサイトを運営しています。2010年11月現在では、口コミ・掲示板サイトという形をとっていますが、将来的には販売面を含め、電気自動車の総合的なポータルを目指しています。正直構想はかなり大きく描いています。
さて、その前提として、電気自動車が大きく普及する製品であるかどうかというテーマがあります。
普及については、様々な調査機関が、電気自動車の普及シナリオを描いているようです。
政府も2020年に新車販売のうち200万台が電気自動車になるという計画を持っているようですが、調査機関でそれに近い数字を出しているのはみずほコーポレート銀行の216万台です。市場全体の2%強となります。コンサル会社のATカーニーは80万~90万という数字を出しています。これは市場の1%。野村総研では75万台です。一方、日産自動車は市場の10%、マッキンゼーは市場の15%という数字を出しています。
10年後の未来の数字、まったく新しいコンセプトの製品ですから、10年後にどこまで普及しているかということを予想するのは不可能だと思います。
たとえば、スマートフォンの現在の普及率を10年前に予想するのは不可能だったでしょう。
そんな中での各社の数字ですから、いろんな前提でまったく違う結果になるのはやむを得ません。ただし、電気自動車の普及に期待する私たちとしては、普及に対しては何がネックで、どのようなブレークスルーがあれば普及が加速するのか、知る必要があります。口コミ掲示板上でも、そんな議論がなされることを期待してはいますが。
電気自動車については実は自動車が走り出した100年前は主流だったと言われています。その後ガソリン車が普及し、消えていったのです。その後、環境問題への対応などでアメリカでは1970年代や1990年代に普及への試みがあったようです。
今後の電気自動車の普及を考えると、結局は、コストを抑える技術が肝になります。
たとえば電池です。現在の電気自動車の価格の半分は電池の価格だといわれています。主流はリチウムイオン電池ですが、まだまだ高価なものです。電池メーカーや自動車メーカーがリチウムイオン電池の開発に力を入れているので、数年すればかなり価格が下がるのではないかと期待しています。航行距離の問題も、結局は電池の性能次第になります。
コスト以外の問題は何でしょうか。それは充電インフラです。家庭用の電源で充電することは可能ですが、現在の技術では充電に一晩かかってしまいます。また、マンションの駐車場、青空駐車場では充電は困難でしょう。
電気自動車は都市部から普及していくことが予想される一方、都市部に多いマンション居住者には充電が難しいというミスマッチが起こってしまいます。
また、急速充電器ですが、これは日産自動車、三菱自動車が、販売店に設置するほか、自治体などの主導による設置が進んでいます。しかしながら、ガソリンスタンドの規模には遠く及ばないため、十分な普及にはまだ数年かかります。特に、充電の料金はガソリンより安くなることが想定されるため、ビジネスとして充電事業に取り組む企業が出るかという問題があります。
やはり、自治体やメーカー主導で普及を促す必要があると思います。
一方、電気自動車の商品としての魅力ですが、これはかなりあると思っています。静かな走行や環境にやさしいこともさることながら、従来のガソリン車に比べると様々な機能、デザインの車が登場するのではないかと想像します。
値段下がり、インフラがそこそこ普及す売れば2020年の普及率は各予想を大きく上回るのではないかという期待があります。
カセットテープがCDになりダウンロードのなったように、ビデオがDVDになったように。
電気自動車の口コミ掲示板でも電気自動車の将来像について盛り上がるとうれしいです。
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